肩の痛み
痛みが続くバレーボール選手のお悩み
小柄ながら鋭いスパイクを撃ち抜くパワーヒッターの女子選手。
高校生の時から躍動感あふれる運動量と力強いスパイクが代名詞です。
社会人になってからはバレーの練習も毎日という訳にはいかなくなり、運動量と疲れやすさなどの身体の変化も感じていた矢先に、右肩の痛みが発症。
クラブチームでの練習時には痛くなり、その後練習がなければ痛みは落ち着いてくる、バレーをするとまた痛みが、、。という状況になってしまい、高校生の時はこんなことなかったのに…と悩んでいたようです。
色々見てみると
まず状態の評価をしていきます。
姿勢は猫背、肩の可動域も狭く、胸椎や胸郭の動きも小さくなってしまっている状態。
ついでに腹筋もカチカチ😓。
患部の痛みを改善するには、まず関連する周りの関節の可動性を改善するところから
腹部・背部・上肢。順番に固まった筋肉を緩めていきました。
お腹も、鎖骨も腕も、「そんなところも痛いの!?」と本人が驚くようなポイントがありました。
筋緊張があちこちに強く出ていたために関節の可動性が十分に得られていなかったようです。
可動域が回復すると
胸椎や胸郭の動き、肩甲骨・肘の可動性を取り戻すと、肩関節自体の可動性も改善し、腕を挙げた時の痛みが消えました。
肩のコンディションを良くするには傷んでいるであろう部位とうまく機能しない部位を見極めていきます。
その原因となる組織の修復や機能・動作の改善をすることが症状を改善するポイントになります。
ぶつかったり引っ張られたりなど外傷性のアクシデント(原因)がなければ、過去の既往歴や慢性的な機能不全をまず見つけていくと糸口が掴めていくことが良くあります。
ご本人は、あまり気がついていないことが多いですが。。。
この選手の肩には、アウターマッスルの筋力はとても大きいのに対して、インナーマッスルの働きが弱い、という特徴がありました。
自分の腕のパワーに、プレーするたびに肩関節が振り回されていた感じですね。
可動性を改善した後。インナーマッスルのリハビリトレーニングを確認。
少し慣らしただけで、動きやすさ・力の入りやすさが変わる!と本人も実感
これからの痛み予防のために、継続してトレーニングをオススメしました。
治療では、痛みを取る。可動性の改善だけでなく、本来の動き(機能)を取り戻せるようなエクササイズまでをフォローしています。
ずっと調子が悪い、今までと違う、そんな痛みを抱えている方はぜひご相談ください。
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など
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