選手にとってジョーカーの存在

選手にとってジョーカーの存在

僕にとって Joker

以前、ある選手(T選手)に曽我さんは僕にとってJokerなんです。
と言われた事があります。

正直 ???でした。

一瞬 頭をよぎったのは トランプゲームのばば!?最強カード??

あれっ

それでは、辻褄があわないなぁ~と思いました。

こういった憶測は、その後に勘違いとなることがあるので、私はその場でのその選手に聞きました。

すると

”Joker”と言ったのは。。。

最後の切り札!”  

という意味だったんです。

え”ぇ”~

と思いながらも、ちょっとうれしかったのを思い出します。

たぶん顔はニヤッとしていたかもしれません笑

ちょっと面白かった話だったのでWikipedia で ”ジョーカー” を調べてみました。

ジョーカー>

ジョーカー (トランプ) – トランプのデッキに1~2枚加えられるカード。
ババ抜きや大富豪などに使われている。
転じて、「切り札」という意味でも使われる。

** ブラックジャックにおいては、カウンティングなどを駆使して、ディーラーに有利になるようにプレイを行う、客に紛れたハウス側の人間を指す。

 ** ジョーカー (キャラクターの類型) – 上記から更に転じて、漫画作品やアニメ作品などで最強のキャラクターを指す。
 * 道化師、または洒落や冗談を言って周りを楽しませる人。

スポーツ現場での最後の決断

スポーツの世界では、最後の決断をするのは選手本人です。

私は、どんな状況でも、選手自身が最終判断をするようにしています。

例えば、怪我をしたり、調子がよくない時。

助言や状態を客観的に評価(判断)することはあります。

しかし、試合に出場するかどうかの判断は、選手が決めるものだと私は考えています。

とはいえ。どうしても出場できない場合や出場してもその先の競技人生に影響を与える場合もあります。

そんな時は、過去に何度もあります。

この時、私から頭ごなしにストップをかけることはせず、話し合いを必ずします。

どんな状態であってもフィールドで戦うのは選手です。

我々トレーナーは、試合会場に行くまでは、関わることができますが、一緒に走る事や動きをアシストすることはできません。試合直前に微調整をすることはあります。

しかし、その最終的な感覚を決めるのは選手本人で、我々トレーナーはその要求に対して期待通りの成果を出せるかがプロとしての仕事です。

とかくオリンピックとなると選手は人生をかけて戦いに挑みます。
4年に一回しかないチャンス。

ひとによっては、夢の舞台で戦える喜びを味わっている者もいるでしょう

応援するものは、全ての選手が最高のパフォーマンスを発揮して欲しいと願っています。

あの大観衆が見つめる最高峰の大舞台(オリンピック)で

あの緊張と興奮は、行かなくては味わえません。

そんな選手から

こういった話しを聞けたのは最高にうれしかったです。

積み上げてきたことが結果となる

選手は、自分がやってきたものを糧に試合に臨みます。

そして、結果がでます。

当然といえば当然です。

しかし、我々トレーナーは、その身体をどこまで引き出せるか。
この一部分で関わることがあります。

マッサージなどのコンディショニングでは、ほぐしすぎても駄目です。

ほぐさな過ぎても駄目です。

ここ一番のときに、ほぐされ過ぎてしまった身体は、思った通りには動いてくれません。

選手それぞれに仕上げ具合が違うのを良く理解する準備が必要なんです。

そして、その選手のその時の状態を把握した上で最終調整をしなくてはいけません。

気持ちが良いからだけでダラダラマッサージは、何も意味がなくむしろ選手の調子を狂わしてしまうことすらあります。

必要に応じて、ストレッチや力を発揮させること。

筋肉に張りを出させたり反応を促進させたりすることも要求されることもあります。

現場では、ありとあらゆる事が直球で選手から要求されます。

私が関わった日本のトップレベルの陸上選手の場合。
多くの選手が細かいところまで神経を張らせて研ぎ澄まされた状態で試合に臨んでいました。

トレーナーとしてアスリートの最後の直前まで関わるのは、醍醐味かもしれません。

あの緊迫した一瞬一瞬のウオーミングアップから

特に陸上競技のトップ選手は感覚も鋭いのでこちらも気が抜けませんでした。

生き甲斐

この緊迫した感覚は、普段診ている患者さんにも活かされています。

日々の変化を感じながら良い状態へ導いていく。

元気な気持ちになれる身体を持てるように一人ひとりの患者さんのお役に立てるよう

日々お手伝いをさせてもらっています。

みんなが元気になれば自然と私も元気になります。


TKC BODY DESIGN
(TKC鍼灸マッサージ治療院)
03−5726−8437
https://www.tkc-bodydesign.com

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