アスリートが求めることを追求しつづけたら2
人が持つポテンシャルを引き出し、確実に変化するメソッドに辿り着いた。
アスリートサポートをしていると大きく2つのことに関わります。
ひとつは、痛み絡み
もう一つは、パフォーマンスに関わること
慢性障害と急性外傷痛み関連
私は常に二つの区分けをしています。
①アクシデントによる急性外傷(痛み)
②慢性的なスポーツ障害(痛み、違和感、不安感)
①アクシデント
怪我した直後から出来るだけ早い段階で状態を見極めることが重要です。
これは、状態によっては医療的な処置をしないといけない場合もあるからです。
私の場合、特に大きな怪我をしがちなアメフト現場でこの経験をたくさんしてきました。
骨折、脱臼、捻挫、靭帯損傷から腱の断裂、脳震盪から熱中症まで
それぞれに対応の手順や判断基準があります。
また個人(チーム)においては、試合の時期から想定していろいろなことを想定してやりとりをしていきます。
大事なことは、選手の立場に立って対応すること。特に声がけの仕方には気をつけています。
②慢性的な痛み
これはいつでもある話ですが、腰痛や肩・膝の痛みなど部位ごとに精査していく必要があります。
とはいえ。
多くの場合は、選手からの訴えがあって対応することがほとんどかと思います。
継続的なサポートをしている場合、からだの変化や傾向が見えてくるので症状がでてくる前に良いコンディションを保つ為のアドバイスやアプローチをしていくことをしていますので怪我を悪化させない。未然に防ぐことに繋がっているかと思います。
共通していること
それは、身体が正常ではないということ。
ここで、私はいつでも考えることがあります。
それは、怪我する要因がもともとあったかもしれないという仮説
- 身体動きの癖
- 競技特性
- 生活上での動き方、姿勢の特徴
- からだへの負担
上記のようなことをいつも考えています。
これらを専門用語では、アライメント異常といいます。
関節が捻れてしまって関節に負担がかかったり力がうまく伝わらず通常とは違う部分に負担が掛かってしまう。
身体の捩れ感が生まれ、本人も違和感(何かが違う)を感じているが自分では修正できない(はめられない)状態になっていることがあります。
ここを修正することによって身体が正常に戻ってパフォーマンス向上につながっていきます。
考え方次第では、怪我予防にもなっていると個人的には期待しています。
継続して関わるメリット
痛みを再発させないようにすること。
ひとりひとりの動きの癖を理解することで
カラダをいつでも良い状態に保つことができるようになります。
どんな人でも『しっかり力を発揮できる状態』にすることは、大事!!
動きの癖を見極めて治療していますが、関節の動きをスムーズに滑らかに動くように心がけています。
そして、『しっかり力が入ること』をお互いが確認できるような関係性を作っていく。ように心がけています。
多くの方は、この感覚を持って生活はしていません。
しかし、このしっかり動けているを理解するようになると、日々の動き方に興味を持つように変わっていくの印象です。
おそらくご自身が感じている『ちょっとおかしい!』『嫌な痛み』
この手の感覚は、身体の危険信号を察知していますし、実際患者さんからの声としてよく聞きます。
そして、からだがこう歪んでいる気がする。
力が入りにくい気がする。など
だいたい合っています。
ここを専門的な観点で見させてもらっています。
アスリートメソッド
私は、特に陸上選手に関わる機会が多かったので他の治療家の方々よりも、本人の感覚から状態を分析する癖がついているかもしれません。オリンピックや世界陸上に出場する選手らは感覚的に研ぎ澄まされているものが多いので、私にとってはその経験が私の能力を高めてくれることになっていたと感じています。
最近では、舞踊家やダンサーとの関わりも多く、細かい動き方(力の伝え方)をサポートすることも増えています。
その分、ひとの体が本当はどう動くのか。これをさらに探究することになっています。
動きを見極める力
ここには自信があります。数値でデータ分析することも可能ですが視ること。触ること。からもかなり細く想定することができます。興味のある方は是非一度ご体験ください。
TKC BODY DESIGN
曽我武史
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