テーピング選手権 2023 その1
日本初開催!!
楽しいトレーナーのイベントに参加してきました。
私の知り得る限り、一般公募でのテーピング選手権は日本初開催だと思います。
主催 株式会社GOTOHARI
私は、審査員として関わらせていただきました。

この大会を開催した後藤勤氏(写真右側)
実は、一緒に陸上日本代表チームをサポートしていたトレーナー仲間。
2005ヘルシンキ世界陸上、2007年大阪世界陸上、2008年北京オリンピック他
その他、数々の遠征や合宿で苦楽を共にした仲間。
北京オリンピック後は、ロンドンオリンピック陸上日本代表チームトレーナーとして活躍し、桐生祥秀(100m 日本人で初めて10秒00を切った選手)のパーソナルトレーナーをしており、今も現役でサポートをされています。
社会的には、まだまだ認知度が低いトレーナーという仕事(職業)
世の中にこんな素晴らしい仕事があるということをたくさんの方に知ってもらいたい。
そして、いつかトレーナーの認知度をあげれるようなイベントをやりたい。
そんな思いからこの大会が実現しました。
そういえば、私が学生トレーナーだった頃、一番始めに学んだ技術。
それは、テーピングでした。毎日仲間の足を借りて巻いたことを思い出します。

人に巻く練習をしたい方におすすめの本
ご縁があって、2005年、2014にテーピング本を制作(上 写真)したことがあります。
この本の内容は、私が現場で培った経験(コツや要点)をまとめたものです。
なので今回の大会では、ここに書かれている巻き方(手順)では失格になってしまいます(笑)
テーピング選手権2023
規定ルール
巻き方>
日本体育協会公認アスレティックトレーナー教本⑥
P.228〜229 足関節内反捻挫に対するテーピング
参加標準記録>
3分以内に規定の巻き方の手順で巻くことができる者
※アンダーラップ含む
勝敗>
最も早く最も綺麗に巻いた者が勝者
予選会>
くじ引きで対戦相手を決定し、タイム、審査による加点を加えたタイム上位8名が決勝トーナメントへ進む。
決勝トーナメント>
対戦相手ごとに対決!
タイムと審査で勝敗が決まる!!


審査の基準>
日本体育協会公認アスレティックトレーナー教本⑥
P228〜229 足関節内反捻挫に対するテーピング
ここに記載されている巻き方(手順)
テープが通る場所。巻き始め、巻き終わりなど、この教本の通りの手順で巻ければ最低基準はクリア。
あとは、巻き上げのタイムと仕上がり(効果含む)
予選ラウンドは、抽選で対戦相手が決まる。
参加者は、全国から腕自慢のトレーナー達が集まってきました。
選手に巻き込んでいるトレーナーから、学生トレーナー、アスレティクトレーナー科で指導している教員などバックグランドは様々。
予選ラウンドの対戦相手の選出は、公平にくじ引き!


決勝トーナメントに出場して勝ち進んだ上位3名には、トロフィーと協賛企業(MULLER)からテーピングが授与されます!!
スタートの掛け声で!!
自分で巻くテーピングを選び、ベッドの上にセット
モデルの足を巻きやすい位置にセット
スタートの時を待ちます。
その間、会場は静まりかえり。
ちょっと陸上100m決勝のスタートに似た雰囲気に。。。似ています。
そして
主催者後藤氏の掛け声でスタート!!




その後は、テープを切る音がシャシャとリズム良く会場に響いていました。
実は、この音とリズムで相手の状況がわかります。
これが意外にもプレッシャーになっていたようです。
審査は、2人で




巻いている手順から、巻き終わった見栄え、効果などたくさんの審査項目があり、厳正に二人で審査させてもらいました。
そして
二人の審査結果を元に最終決定が発表されます。




最後は、みんなで記念撮影
久しぶりにワクワク感のあるイベントに参加させてもらえてすごく楽しかったです。
運営準備などいろいろ大変なこともあったと思いますが、若手トレーナーの登竜門的な存在になったり、プロやベテラントレーナーの腕試しになっていくといいなと思いました。
私もどれくらいのスピードで巻けるのか。
今度チャレンジしてみたいと思います。
TKC BODY DESIGN
曽我武史
03-5726-8437
目黒区平町2-16-21ーB1
https://www.tkc-bodydesign.com
info@tkc-bodydesign.com
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