2008年6月に書いた記事を、2026年10月に読みやすく手直ししました。文・TKC BODY DESIGN 代表 曽我武史
身体の疲れと、頭の疲れ
以前、来られた方とお話をしていて、身体の疲れと頭(気持ち)の疲れのバランスが大切だ、という話になりました。
デスクワーク中心の方や、人と接することの多い方は、脳が疲れてくたびれていることが多いようです。そういう方は、頭や首、背中がとても張っていることが多く、帰宅してからも仕事の興奮が冷めず、頭がフル回転のまま夜中になってしまっているようです。疲労感は、ご自身でも感じているので、身体を休めようとします。でも、なかなか頭(脳)が休んでくれない。

みなさんは、どうしていますか
- お酒を飲んで寝る
- 眠くなるまでテレビを見る、携帯を見る。
- 音楽を聞いたり、照明を落として少し暗くする
方法はたくさんあります。それでもうまくいかない方は、一度、時間を作って、少し身体を動かしてみてはいかがでしょうか。
身体を、整える
脳が疲れてくたびれている方は、思いきってゆっくり呼吸をすることをしてみてください。時間がない方は、仰向けに寝て手を胸に当てるかお腹に手のひらを置きます。
そして、ゆっくり鼻から4秒かけて吸います。思いっきり吸い込んだら3秒止めます。
そして、7秒かけてゆっくり吐ききります。
これを2〜3セット行います。
間違っても、息が切れるような運動はしない方がいいです。汗をかいて心拍数を上げるような運動をすると脳は活性化され、ますます寝れなくなってしまいます。
緩めればいい、とは限らない
疲れているときは、背中が張ったり、首、肩が凝ったりしていることが多くあります。
なので凝っているところを緩めたくなります。
今となっては有名なストレッチポールという円筒状の筒があります。これに乗るだけでも背中が緩みその場でスッキリすることあります。ただ、筋肉は緩めればなんでもいい、というわけではない場合もありますが、強く揉むということだけはオススメしません。硬い背中や凝っている場所を揉んでもらう時、強く押してもらうと痛気持ちいいことがあります。しかし、あまり強い刺激はかえって緊張が強くなりほぐれないケースもよくあります。押されている感が強いのでもっと押してとなりがちですがほぐれるという点では、全く、真逆で優しく触った方が緩むこともあります。これは、匙加減が難しいですが近年の筋膜リリースと表現しているファシアリリーステクニックは、むしろ優しく触れようにした方が緩みます。指先のピンポイントで触ることもあれば手のひらを面で捉えて触って緩めることもしています。
身体の張りがなかなか取れない、疲れが抜けないというときは、身体の状態そのものを一度プロに見てもらうのもいいと思います。日々の疲れは、溜めすぎないようにした方が健全です。身を任せられる担当者を早く見つけてください。いつでも動ける身体を維持することをオススメしています。



