2014年7月に書いた記事を、2026年10月に読みやすく手直ししました。文・TKC BODY DESIGN 代表 曽我武史
2か月前からの股関節の痛み
ご紹介で来られた方のお話です。2か月ほど前から、股関節に痛みが出始めて困っているとのことでした。
もともと腰の痛みもありましたが、そちらはご自宅の近くで1年ほど施術を受けて、良くなったそうです。ところが2か月ほど前から、歩くときやしゃがむときに股関節が痛むようになりました。ジョギングや階段でも不自由されていて、お尻からもも裏にかけても、痛みや違和感を感じていました。

痛い場所の、反対側
股関節の動きと、全身の動きを見ながら施術していきました。
痛みは両側にありましたが、主には右。もともと右の動きが良くないことは、ご自身でも感じていたそうです。
実際に診ていくと、いろいろなところに左右のアンバランスがありました。たとえば、ふくらはぎ。しっかりした足をしているのに、股関節で踏ん張れないためか、ふくらはぎの内側に力が入りにくくなっていました。お尻や脚の付け根の張りも、左右でまったく違いました。
そして、背中から上半身は、右より左に負担がかかっていました。痛い場所とは反対側に、本来とは違う負担がかかっていたのです。
鶏が先か、卵が先か
痛くてかばった結果、反対側に負担がかかったのか。それとも、反対側がおかしくなったから、痛い場所に負担がかかったのか。
鶏が先か卵が先か、と同じようなことが起きていました。股関節を曲げるために働く筋肉も、うまく働けていませんでした。
乗馬の姿勢を手がかりに
この方は、40年以上乗馬を続けてこられた方でした。そこで、乗馬での姿勢と日常での身体の使い方を例にしながら、動き方を一緒に確かめていきました。

しゃがんだり立ち上がったりするときに忘れがちな、お腹に力を入れるコツ。これも、腰の痛みのことと合わせて、エクササイズと日常の動作で確認していきました。
無意識の動きを、どう紐解くか
毎日、無意識に繰り返している動き。それをどう紐解くか。痛い場所を施術するだけでなく、そこまで一緒に見ていくのが、当院のやり方です。



